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Highrise City (ハイライズシティ) 感想 ~Cities:Skylinesとの違いや面白さを比較~

今回の記事ではHighrise Cityをプレイした感想について紹介します。製品版がもうすぐ発売されますが、Beta版時点での感想となります。(2023/8/28)

ゲーム内容

詳しく紹介する必要はないと思いますが、街づくりゲームとなっております。

ティーズライクな本作品では街を作りながら、資源管理を重視した街づくりゲームとなっております。

(上記画像:画質を上げた状態)

(上記画像:画質を下げた状態)

画質については設定に幅があるので、スペックが低くてもプレイできると思います。(20万前後のPCごときで最高画質の長時間プレイは無理でした)

システム紹介

街作りシステム

本作では大きく住居、オフィスの2種類の建物と資源関連の建物が建てられます。

住居

数種類存在して、それぞれの建設に異なる資源が要求されます。

住居ごとの違いは面積当たりの人口、外観、居住者の要求と税収が変わります。

人口密度や外観が変わるはシティースカイラインと同様なので想像しやすいかと思います。高層マンションなどが立つことで狭い土地でも人がたくさん住むことが出来ます。

居住者の要求と税収については下記の画像を参考にしてください。

左のハウスでは要求する消費財が少ないことがわかります。

それに対して右の摩天楼ではスマホや指輪なども要求してきます。その代わりそれぞれの右端の税収も桁が変わってきます

(右:集合住宅1 左:集合住宅5 それぞれの比較画像)

(1グループなどは集合住宅1などそれぞれに住む人口を示してます)

上記のようにマイルストーンとして新たな施設を開放するためにはバランス良く住宅を立てる必要があります。

オフィス

オフィスも同様です。住居と同様です。その代わりマイルストーンには大きく影響しないので立てなくて良い場合があります。

(右:オフィス4 左:オフィス5の比較)

1マスの建物を建てるだけでもこれだけ要求される資源が変わってきます。

資源設備

建物を建てるための原材料などを生産するものと産業で分けられています。

(建築資源:前述の住居やオフィス、資源設備の建設に使用します)

(産業:基本的は市民の需要を満たすための資源となります。)

公共サービス

ティースカイラインなどにも存在するので多くは語りませんが市民の需要があるため適宜建設が必要です。

 

その他

Administrationでは銀行や研究所、コートハウスなどが建てられます。

それぞれ、融資や法律の設定などができるようになります。

バフビルディングでは近くの工場の生産速度を向上させてたり出来ます。

倉庫はそれぞれの資源の貯蔵量を増やせます

(左:Administration 真ん中:バフビルディング 右:倉庫)

資源管理

本作の一番作り込まれている部分になります。画面上部に表示されている資源タブから確認できます。普段表示されている建物の材料以外にも産業の資源も確認できます。これらの資源が不足しないように供給していくことがこのゲームの中心となります。

それぞれを供給するためには前述の建物を建築したり、後述の交易を駆使することになります。

交易

交易画面よりそれぞれの資源を売買出来ます。それぞれ作り過ぎた資源を売り払って早急に必要な資材などは購入といった形で活用します。最初は2つほどしか取引出来ませんが港を建設することで増やすことが出来ます。

(beta版において香辛料は交易でのみ入手可能です。)

研究

ティースカイラインにはない要素だと思います。

それぞれ研究をすることで資源効率が良くなったりします。

その他

ある程度は紹介できたので必要があれば追記します。

日本語対応について

beta版の現在はある程度の日本語対応をしております。ただ各所で英語のみの説明になったり、翻訳ミスがあったりするなどの状態です。ただ何となくは理解できると思うのでプレイに支障はないです。

製品版が出て、今後攻略情報などが広まれば細かい仕様についても日本語解説などが増えることに期待しましょう。

下記を参考にしてください。

感想

beta版にしては完成度が高いゲームでした。翻訳がガバガバなのが少し気になるところではありますが、程よい難易度と資源管理が面白い部分でした。UIに関してはそれぞれ表示するタブを自分で移動出来るがとても良かったです。資源の量を左に表示しながら交易画面を開いて、何を売買するかなど操作性という観点ではかなり良かったです。

ただ、後半は資金調達が簡単になりすぎな気もします。単価の高いビールや葡萄酒などを生産しまくって、それ以外を交易で調達するゴリ押しが出来てしまうのがイマイチでした。

具体的には一部の製品を交易のみで賄えます。(小麦や野菜などの単価の安い商品は生産せず、交易でゴリ押しが可能)

また、建材も購入が出来るので作業ゲー感が否めません。複数の資源が要求される住居なども資金さえあれば簡単に建設出来るので、後半は葡萄酒を生産するワイナリーゲーになった気分です。

違い

ティーズなどの街づくりとの大きな違いは資源管理を中心としているかどうかだと思います。ティーズでは渋滞解消ゲーと呼ばれるぐらい道の整備を中心としたプレイになるかと思います。それほど渋滞などが発生することもないので、本作では資源管理がメインとなります。また建造物も魅力的なものが少なく、景観を重視した街づくりが出来ないのはやや評価を落とすところだと思います。

改善して欲しいところ

渋滞など交通関係に力を入れて欲しい

これは当然ながら人によって好みが変わってくるのは重々承知しています。ただ現状はよっぽどのことがない限り渋滞が発生しません。

車の通りも資源の輸送のみがメインで市民の移動などはほとんどないです。発生したとしても道を太くするか適当に1本増やすだけで解消されてしまいます。そのため街づくりらしさがなく、道の舗装などが機能せず、適当なプレイで進めてしまいます。

交易単価の調整

明らかに後半の売買の金額がおかしいです。モノカルチャー経済にもほどがあるようなプレイが出来てしまいます。プレイヤーに委ねるという形でも良いとは思いますが、、、

翻訳

通常プレイには問題ないですが、所々英語だとストレスを感じる部分があります。製品版では修正されていることに期待しましょう。

最後に

これまでハイライズシティの紹介をしてきました。シティースカイライン2の発売が控えているので購入を悩まれる方も多いと思います。(待てるなら正直シティーズの方が面白いと思います。)

アフィリエイトが存在しない(少なくとも私は無報酬)ので気になる方だけ適当にSteamでポチってください。

普段は色んなゲームやってます。気になる方はどうぞ

 

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