Atoritori’sゲーム &読書blog

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グリザイアの果実 感想 ネタバレなし おすすめ度 4.0/5.0

 今回の記事ではグリザイアの果実についてネタバレなしの感想を紹介します
ゲームだけでなくアニメ化もしているので気になる方は好きな方をやってみてください

続編については下記を参考にしてください。

atoritori.hatenablog.jp

 

(STEAMは個人でのアフィリエイトがまず無いのでご安心ください)

日本語字幕が無いのでご注意ください

概要・要約

浜学園に入学することになった主人公風見雄二はそこで様々な学生と出会う
ここの学園にいる生徒は各々の事情を抱えている。そんな彼女たちとの学園生活が今始まる

このように物語としては主人公がヒロインを助けて恋に落ちていくという内容である。

良くある内容だがそれぞれのヒロインのバックボーンがそれぞれ深く、個別シナリオでは涙ありの内容となっています。

メインヒロイン

周防天音

アニメ公式サイトより

おねいさん風のキャラで主人公と学園で出会うと一目惚れしたかのように親しげに接してくる。天真爛漫な性格をしているが実家が料亭をやっていることもあり、かなり料理が得意な様子
主人公のお弁当を作ってあげる様子も垣間見えるなどの優しさがある女の子

個別ルートではこの学園に入学するまでの経緯や主人公に優しくする理由などの全てが語られる。しかしその過去編では中々に酷なシーンが続くため視聴には注意が必要です。

個別ルートの感想としては最後にプレイしたこともあり中々にきつかったです。とにかく読み進める力が無くなる程でした。極限状態まで追い込まれた人たちの描写が生々しく描かれているのでとにかく胸糞悪かったです。
ただ過去編が終わってからの雄二と天音の2人の幸せそうな様子を見て安心しました。

特に最後の天音と孫とのシーンは涙なしには読み進められませんでした。とにかく報われて良かったと思えるシナリオです。

入巣蒔菜

アニメ公式サイトより

今作のロリキャラ
主人公の入学当初は顔を見て話すことができないほどの人見知り
左右のソックスの柄が異なるなどだらしない側面があり天音に面倒を見てもらってる様子も伺える。その実、歴史ある入巣家の直系の長女である。かつては天才児としての片鱗を見せたが今の様子とは程遠い。
個別ルートでは入巣家から美浜学園に来るまでの過去とお家騒動との決着が語られます。バッドエンドルートは短いながらも中々に衝撃的な内容となっていますので、ゲーム版なら一見の価値があります。

過去編についてはまずまずの内容でした。お家騒動についてはハラハラする展開が多く読み進めるのがとても楽しかったです。ここら辺はアニメ版でも視聴出来ます。

松島みちる

アニメ公式サイトより

 

金髪ツインテールツンデレという欲張りキャラ。本人もそれを望んでのことであるが、入学早々にキャラを作っていると雄二に感化されます。学園では猫を飼っている様子も見られるなど動物好きな一面もあります。
他のヒロインに比べるとそれ程何かを抱えている様子も無いですが、個別ルートで入学までの経緯などが語られます。

過去編などについては特に印象が無いです。というよりも迷宮のメインヒロインに比べると対してことないじゃんと思ってしまいます、、、←良くないよ

小嶺幸

アニメ公式サイトより

メイド服をきたピンク髪のヒロイン
まずはその服装について突っ込みたくなるがすぐに解説されます。
人の頼みを断れない性格であり、面倒見のよい風に描写されます。しかしこのような性格になってしまったのには彼女の過去のトラウマとも結びついています。

個別ルートの感想としては正直そこまで印象がないです。みちると同様です、、、

榊由美子

アニメ公式サイトより

青髪のクーデレキャラ
浜学園の創設者の一族であり、彼女のために作られたという生い立ちを持ちます。主人公の入学当初はかなり警戒心が高く、カッターで切りつけるなどの凶暴さも目立ちます。しかし主人公と打ち解けることで少しずつ彼を受け入れるようになります。
個別ルートでは過去編とこれまたお家騒動の解決になります。
感想としては蒔菜と似た生い立ちなので印象が分散してしまってます。

良かった点

とにかくキャラの描写が丁寧

空気となるキャラがほとんど存在せず、個別ルートも満足が行く内容でした

日常会話が面白い

冒頭から色々と???となるような始まり方をするなど面白さは抜群でした。ここら辺はアニメ版でも堪能できるかと思います。睡眠の重要性!

ゲーム版ならではの規制のないセリフなどは一見の価値があるのではないのでしょうか

シリアスな雰囲気の内容

個別ルートでの多くが重たい内容であり、それな対して各キャラがしっかりと向き合う様子が良かったです。

主人公がカッコいい

本作では主人公の生い立ちについて多くは語られませんが明らかに一般人の領域を超えています。そんな主人公の活躍する様子がとにかくカッコいいです。
風見雄二の過去編については次作で語られますので気になる方は下記を参考にしてください。

イマイチな点

1作で完結しない

主人公の過去編などについては明らかに描写不足でした。連作の前提だと思いますので致し方ない部分もありますが、、、

シナリオが長い

読んでて面白いシーンも多いのですが共通ルートが少し間延びする印象があります。次作以降では共通ルートがほとんどないので、ここで学園生活の成分を補給しておきましょう

評価と感想

シナリオ 80
キャラ 80
文章 85
曲 80
作画 75

トータル400/500

おすすめ度 4.0/5.0

上記のような評価になりました。

シナリオ

天音のルートが個人的には好きですがさっちんのルートなど正直盛り上がりに欠けるような内容もあるので均したらこのような評価となりました。

キャラ

それぞれの個性が立っていて良かったと思います。誰かしら気にいるキャラがいるだろうということでこの評価です。

文章

日常会話などが面白いと感じたのでこの点数です。

普通に良い曲が多いです。アニメ版のopも完成度が高いので気になる方はチェックしてみてください。

作画

発売当初としては悪くないと思いますがやはり現代と比較してしまうとどうしても評価を下げざるを得ません。

総合評価

感想として1作品目としてまずまずの出来だと思います。3部作ありきの作品であり、1作目としての評価は妥当な気がします。特にこの手のゲームをプレイしたことのない人にはアニメ化もしていることもあり手に取りやすい作品という印象です。続編のファントムトリガーなども展開されていますので、気になる方は下記をご参照ください。

 

日本語字幕が欲しい方はDMMなどからどうぞ

グリザイアの果実

7,647円

続編については下記参考にしてください。

atoritori.hatenablog.jp

 

ファントムトリガーは3部作の後の話なのでご注意ください

歴代最高得点作品も紹介しておきます

atoritori.hatenablog.jp