今回の記事ではヘレの海底都市計画のおすすめ度と評価を紹介します。
最近配信されたばかりのゲームなのでストーリーのネタバレはしておりません。
購入を迷われている方は読んでみてください
ヘレの海底都市計画とはどんなゲーム?
海底都市に一人暮らしをしているヘレと再建を目標にする箱庭型のゲームとなっています。ドット絵で描かれるデザインと水中を舞台に広げられるシナリオは引き込まれる作りとなっています。
システム
箱庭型
このゲームの基礎基本となりますが箱庭型のゲームとなっています。
箱庭型では自身で各マスに建造物を設計することで自分好みの街を作ることが出来ます。
資源管理
街作りゲームでは切っても切れない要素として資源管理要素も存在します。一般的なお金や資源の他に水中ならではの「エアー」と呼ばれる空気を管理する要素もあります。
水中における空気ということで大変重要そうですが、実際には資源不足になっても即ゲームオーバーとなることはないのでプレイ難易度は低めとなっています。
探索要素
箱庭型ゲームでよくある探検パート的な要素となっています。
ステータスの強化や消耗品をお金で購入するなどが出来ます。
その後は実際に探検が始まります。ただ眺めているだけであったり、時間経過で進むのではなく、自身で簡単な戦闘だったりが繰り広げられます。
アイテムのドロップを巡って何度か周回することになったり、意外と難しかったりするので面白いです。
ストーリー
内容についてはネタバレしませんが、解説しておくと箱庭建設とストーリーは切り離されていて、自身でストーリーのタブを開かない限り進むことがありません。
自分のペースでプレイすることが出来る反面、何となくほったらかしがちです。
こんな人にはおすすめ
カイロソフトが好きな人
このゲームを見た人の大半がカイロソフトを想起するかと思います。実際にプレイした身からするとご想像の通りです。
ただシナリオがそれなりにこだわられているのでそこの点で差別化出来ていると思います。
街作りが好きな人
箱庭型なので街作り系のゲームが好きな人はそれなりに楽しめると思います。
後述の良くない点を除けば完成度が高いです。
フロストパンクなどシミュレーションが好きな人
探検要素はカイロソフトなどとは異なりしっかりと作り込まれています。シナリオとしてそれほど迫られることはないですが、フロストパンクほど難易度が高くないゲームを探している人にはおすすめです。
まったりゲームがしたい人
とにかく休日をまったりゲームして過ごしたい人にはおすすめです。
値段もお手頃価格なのでちょうど良いゲームだと思います。
良かった点
箱庭型のゲームとして作り込まれた建築物
カイロソフトなどをプレイしたことがある人には分かると思いますが同じ箱庭型でも舞台や設定が変わるだけで楽しめる内容となっています。また建築物もステータスの調整や資源要求量もバランスが良いです。
よくあるのが1種類の構造物を立てているだけで簡単にクリア出来てしまうという内容もありますが、そこら辺のバランス調整の上手さが良い感じです。
シナリオ
ネタバレ無しなので詳しくは記述しませんが面白かったです。
イマイチな点
エアー(酸素要素)による街づくりへの弊害
酸素ボンベ的な構築物を各地に設置しなければならない設計上、街づくりという面からはあまり評価が出来ません。綺麗な碁盤の街を作りたい人は悩むことになると思います。
せめてクリア後にそこら辺をまとめる様なやり込みの建築物などが欲しかった、、、
ボリュームが少ない
シナリオをクリアするだけなら3時間もかからずに終わります、steamのシステム上2時間以内であれば返品できてしますので人によってはクリアして即返品が出来てしまいます。悪用されないか不安なぐらいサクッと終わります。
クリア後のやり込みも探検要素ぐらいしかなく、街づくりも前述のような理由でやる気が起きません。
そのため、人によっては5時間もプレイせず終わってしまうかもしれない点がイマイチでした。
最後に
今回の記事では簡単ではありますが、ヘレの海底都市計画を紹介しました。普段から箱庭型をやっているため、特段の目新しさはありませんでしたが、値段以上には楽しめました。
良かったら皆さんもプレイしてみてください。
(STEAMではアフィリエイトが無いので下記から気軽にどうぞ)