今回の記事ではアルティメットデクレアラーを採用したデッキタイプの展開と解説をします。
ドライトロンデッキについて
別記事で基本的な効果や対策を解説しています。読んでいない方は流し読みだけでもすると分かりやすいかも
デッキレシピ
一般的なアルデク軸
デッキ
イーバ×2 バンα×3 エルγ×3 アルζ×3 ルタδ×1 バーミリオンデクレアラー×3 増G×3 デクレアラーディヴァイナー×3 うらら×3 弁天×3 アルデク×1 DRA×1 エマージェンシーサイバー×3 ノヴァ×3 ファフニール×1 メテオニスドライトロン×2 墓穴×2
EXデッキ
旧神ヌトス×1 アーク・デクレアラー×2 LLアセンブリーナイチンゲール×1 ファフ×1 ダウナー×1 ベアトリーチェ×1 アーゼウス×1 リンクリボー×1 アルミラージ×1 トロイメアフェニックス×1 IPマスカレーナ×1 ユニオンキャリアー×1 ヴァレルドラゴン×1 アクセスコードトーカー×1
安上がりなアルデク軸
本当に最低限のカードのみを編成しています。レアリティの低いワンチャンとジャックインザハンドを採用してエクストラは先行展開の最低限必要になるカードのみとなっています。残りは汎用カードのうららや増G、墓穴などを6~8枚採用しつつ、ルタやワンチャン、エマージェンシーサイバーで残りを補うとよいです。
アルデク軸の特徴
パーデクでなくアルデクを採用するメリットなどを挙げると
メリット
- パーデクよりも先行時の制圧力がある。
- 知名度が高いので早めの段階で降参してくれる。
デメリット
- URなのでやや作成コストが高い
- パーデク軸やアモル軸に比べて事故が多い
- 知名度が高いため、壊獣や一滴などで対策されていることが多い
- 単調なデッキなため使ってて飽きる
- 後攻での勝率を上げるのが難しい
こうしてみると制圧力が高い分事故が多いことや後攻展開が厳しいので難しいデッキであると分かります。なので低予算で作成する場合には増Gなどを削ってでもサーチを増やすと先行勝率が安定します。
後攻での勝率を上げたい場合には増Gを増やしてニビルや一滴の採用がありますが、一滴もコストにするモンスターカードが少ないので安定は難しいです。
展開例
基本的な初動 初動バンα+アルζ
基本的な初動はこの2体から始まる。これらの初動カードをサーチするためにノヴァやエマージェンシーなどによるサーチが多く採用されている。
- エマージェンシーサイバーやノヴァ、ジャックインザハンドで初動の2枚をサーチノヴァでバンαを特殊召喚した場合はリンクリボーのリンクで1度墓地を経由することになる。*1
- バンα コスト:アルζ 特殊召喚 効果で弁天サーチ
- アルζ コスト:弁天 特殊召喚 効果で儀式魔法サーチ
- 弁天の効果でディヴァイナーをサーチ
- ファフX召喚 (素材バンα+アルζ) 効果でエルを墓地に落とす
- ディヴァイナーを通常召喚 効果でアークデクレアラーを墓地に落とす
- アークデクレアラーの効果 アルデクをサーチ
- 弁天を儀式召喚 コスト:ファフの素材
- ベアトリーチェをX召喚 (素材ディヴァイナー+弁天)効果発動 イーバを墓地
- イーバ効果 弁天以外の2匹を除外して天使族を2体サーチ
- メテオニスドライトロンの効果でファフを対象に墓地から回収
- アルデクを儀式召喚 コスト:ファフの素材
- ターンエンド
- 相手ターンにベアトリーチェの効果で再度イーバを墓地にアルデクで妨害
これが基本的な展開となる。とにもかくにも初動の2枚を上手くサーチできるかにかかっている。
初動エルγ+アルζ
この場合には残りの手札によって展開力が変化する。
弁天がいる場合
- アルζ コスト:弁天 特殊召喚 効果で儀式魔法サーチ
- 弁天効果 弁天サーチ
- エルγ コスト:アルζ 特殊召喚 効果でアルζ特殊召喚
- ファフ エクシーズ(素材アルζ+エルγ) 効果でバンα墓地
- バンα コスト:弁天 サーチ先 弁天などで次ターンに備える
- 弁天効果 ディヴァイナーサーチ
- ディヴァイナー召喚後
- 以降、上記の基本的な初動と同じ
ディヴァイナーがいる場合
初動でアークデクレアラーのサーチ効果で足りない弁天を持って来て上手く展開。弁天がいる場合と同じになる。この場合はバンαのサーチでアルデクになるため次の自分のターンのドライトロン展開するためのコストが不足することになる。
アルζとエルγの2枚のみ
ディヴァイナーやコストになる儀式モンスターなどが手札にない場合にはかなり厳しい展開になる。アルデクのサーチができないので諦めてDRAを展開することになる。
- アルζ コスト:エルγ 特殊召喚 効果で儀式魔法サーチ
- エルγ コスト:アルζ 特殊召喚 効果でアルζを特殊召喚
- ファフ エクシーズ(素材アルζ+エルγ)効果でDRAを墓地
- DRAを儀式召喚(ファフのX素材をリリース)
- ターンエンド
この展開しかできない場合は素直に降参か相手の展開に備えてリンクリボーや残りの3枚の誘発札などを活用するしかない。
採用カード解説
モンスターカード
バンα・アルζ×3
初動カードなので必須
エルγ×3
枚数が一番難しいので他のカードとの兼ね合いによっては減らしてよいです。
ルタ×1
効果を使用したいタイミングが少ないがドロー用や上振れ展開の強化、ジャックインザハンド採用時には1枚は欲しいためです。
イーバ×2・バーミリオン、ディヴァイナー×3
アルデクのコストとして必要となるので極力この枚数が適正です。
サーチ
エマージェンシーサイバー・ノヴァ・ファフニール
どれもターン1の制限があるため3枚を積んでしまうと2枚引いた時などの事故率が上がる。ファフニールもノヴァが一枚あるとメテオニスドライトロンのサーチにしかならない。それならアルζのサーチを増やしたい場面が多い。儀式妨害の無効効果も扱いずらく、ランクを下げる効果もリンク主体の相手への妨害にもなりにくい。
ワンチャン・ジャックインザハンド
個人的には採用を押したいカード。相手に使用された経験は少なくが、事故が減るのでもう少し使われてもいい気がする。1枚はドライトロンモンスターが場にいる必要があるがワンチャンは強力なサーチ効果を持つ。ジャックインザハンドは相手依存のサーチになるが効果処理として発動後に3枚を選択なので先行の一番最初に使うとデッキのタイプがノヴァやエマージェンシーに比べてばれにくいのが利点
手札誘発
うらら×2~3、増G×2~3、墓穴×2、一滴×2
巷で話題のコイントス切断ドライトロンでもない限りこれらのカードは採用必須です。先行展開でも増Gに対してのうららや、両方に刺さる墓穴は特に重要です。一滴は一枚で後攻から打開できる可能性があるので個人的には採用しておきたい。ただ多すぎると先行勝率が落ちるので調整が必要です。
儀式関連
メテオニスドライトロン
3枚はいらないです。先行で手札に来てしまうと邪魔になる場面もありますがじ除外されることも加味して2枚が最善だと思います。
DRAとQUA
DRAは後攻で1キル展開に用いられることが多いです。QUAは採用数こと少ないですが相手の罠などを割る手段が少ないので後攻でエルドリッチなどに対してなどでワンチャンなくなないです。(それでも勅命やヴァニティスペースサモリミなどはきついです)
デッキ相性
先行
壊獣や一滴、超融合の採用があるデッキ以外は大抵いけます。ただ墓地でも効果を発動する鉄獣などは無効にするカードとタイミングを間違えると妨害札が足りなくなるので相手のデッキへの理解は必要になります。
後攻
鉄獣×
シムルグからの結界像を出されると一滴ないと負けです。
エルドリッチ△
罠の破壊手段が少ないのでディヴァイナーからのヌトス効果やQUAで破壊していくことになります。そのため相手の伏せカードに依存することになります。
ドラゴンメイド・閃刀姫△
出されたら負けといったカードには当たってないですが基本的に後攻は厳しいです。
電脳△
VFDを出されるとまず無理です。仙仙はディヴァイナーヌトスで返すしかないです。